京都きものファッション協会Association of Kyoto kimono fashion

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[夢中遊」能舞台でのきものショー&展示

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9月8日・9日と香川県「雅之郷」でのきもの展示即売会と
きものショーは、雨天といわれていたのに、両日ともお天気に恵まれ
成功裡に終えることが出来ました。

雅の郷 玄関

能舞台を前に展示された、作家のきものも一段と華やかさと重みを感じました。

きもの作家の先生も、伝統工芸士・吉岡肇先生と友禅紅型で有名な、二代目栗山吉三郎先生
もご出席いただき、三宅会長を中心に「きものトークショー」で始まりました。

伝統工芸士 吉川肇作 1
紫地に力強く、優雅に描かれた、竹の柄の訪問着
淡いピンク地に艶やかなグリーンで描かれた訪問着
古代紫に黄色の銀杏柄は秋の深みを感じさせてくれます
優しいグリーン地に一面に咲く花々、古典柄の振袖
黒地に白で染め抜かれた大輪の牡丹、大胆な構図が振袖姿のお嬢様を一段と引きださせます。

以上5点が吉岡肇先生の作品でした。

次の作家の作品紹介の間に、お客様に「美しいポーズの取り方」を三宅会長に習って
、きもの姿のお客様は真剣に「ハイポーズ」

きもの姿でポーズをとる時には、手の形が大切なのですよ。

では引き続き、2代目栗山吉三郎先生の作品です。

秋でも春でも着られる可愛い花柄のきもの
訪問着ではありませんが、大胆な柄取と大きく
丸みを取った袂が小袖をイメージします。
友禅紅型だが色彩のトーンをシックにまとめて
大人の雰囲気をだした訪問着
肩と裾に濃い色彩をほどこし、全体に流れる
ような図柄の振袖は、赤やピンクの多い
振袖のなかでは一段と映えることでしょう
真っ赤な紅型に裾に少し黒で引き締めて
いる可愛さのなかにもモダンな感覚の振袖です。
二人の巨匠作家の作品のきものショーを、初の能舞台でご紹介しました。
モデルの皆さんと着付けヘアーの先生方です。

さあ、片付けも終わり、心地よい疲れを少し感じながらの
Vサイン、皆様お疲れ様でした。

「雅之郷」の皆様、美味しいお食事に、行き届いた気配りに
参加者全員感謝!感謝!有難うございました。