第55回 全国和裁技術コンクールで内閣総理大臣賞を受賞
平成23年7月14日 京都左京区の都メッセに於いて
第55回 全国和裁技術コンクールが行われました。
三宅てる乃アカデミー助講師の谷奈津美さんが、見事第一位の
内閣総理大臣賞を受賞されました。
コンクールの審査は下記がポイントとして厳しい内容でした。
: 6時間で袷のきものを仕立てる。
: 美しく正確に仕立て上げる。
などが主な対象内容でした。
京都の、山本和裁女学院の4年生で、僅か4年で厳しい審査を第一位の
栄誉に輝くには、大変な努力をされたことでしょう。
大きなトロフィーを手に笑顔の谷奈津美さんです。
谷さんのお母様も、結婚して丹後の門人で呉服商を営みながら、
三宅てる乃アカデミーの姉妹校を開校、丹後織物組合や、行政の
きものショーや、きもの振興に大変貢献されています。
きもの大好き母娘の嬉しそうな表情の受賞
記念写真。
「まさか自分が全国一位に選ばれるとは、思ってもいなかったので
びっくりしました」
今後の抱負は?
「まだまだ自分の仕事として納得いっている状態ではないので、
一人前の和裁師になるためにもっともっと修行をつんでいきます」
「この人の仕立てでないと」と言ってもらえるように頑張ります。
自分の手で縫った振袖を、大好きな母の着付けで
最高に幸せな気分です。
「お父さん・お母さんありがとう
奈津美さんおめでとうさん。
何事にも真剣に、黙々と取り組む貴女の姿勢が
今日のおめでたい日をお迎えになられたのでしょう。
技術は一度手に入ると一生離れません。それには初心を
忘れず、色々な種類のきものを、少しでもたくさん縫い続けて
下さいね。心からおめでとう
皆さんも谷奈津美さんに、お祝いのメッセージコメントをお願いします