三宅てる乃アカデミー40周年・京都ファッション協会30周年
「三宅てる乃アカデミー40周年」・京都きものファッション協会30周年」祝賀会
10月22日(土)京都ブライトンホテルにて開催
お世話役は「あざみ会」で行われました。
「あざみ会」とは、両会の卒業生で結成されています。
三宅校長が日ごろ大切にしている、格言をもとに命名されました。
「あざみ草 己の棘を知らずして、花と思いし 今日の今まで」
この詩は あざみの花ときものを着る心は同じである。
きもの姿は、あざみの花と同じく美しいけれど、心に棘を持っている
ことを忘れてはいけない。花と同じ心で装いたいものです。
このような内容のお話を卒業生に送る言葉として伝えてきたことから、
OB会に相応しいと名付けられてきました。
翌日に控えた「チャリティー」公演の為、60名ほどの内輪だけのパーティー
でしたが、三宅校長を囲み全国から駆け付けた、きもの大好き人がランチタイムの
ひと時を楽しみました。
40年の想い出を噛みしめながら、笑顔で話す三宅校長。
この笑顔の陰には言葉で言い尽くせない、喜びや悲しみ
海外での辛かった出来事などが走馬灯のように
駆け巡ったことでしょう。お疲れ様でした!
お世話役の「あざみ会」幹事の皆様。
谷康子会長挨拶。
長年、三宅校長の右腕として、三宅てる乃アカデミーを支えて来られた
茂木信子先生の乾杯の挨拶。 三宅校長を見つめながらの挨拶に、
会場も歴史の重さと、支えあう人の温かい心の交流を感じ、
目頭を押さえる人もいました。さてこの方のご年齢は?
「年齢のことなら、誰にも負けませんよ」とお元気な
最高長老者,田端公江様、90歳とは思えない肌艶と
きものの着こなしは天下一品、何時までもお元気で。
全員きもの姿での会場はまるで、春の花満開という感じがしました。
「やはり、着物っていいですね!」
中央ドレスの女性は、スイス在住で三宅校長の友人、
久保州子様(スイス画家、セガンティーニ絵画を日本に
紹介したという才女、23日のピアニスト、エヴァン・ゲロスに同行)
各テーブルごとのコーディネイトショー。
「きもの通の学校」言われるだけあって、皆様のきもの姿は
さすがに豪華で艶やかなものです。
童心に帰ったように、楽しそうな笑顔が「いいですね。
このあと、福引き大会では、いっそうの盛り上がりでした。
閉会の挨拶は、九州島原の慶田先生。
ファッション協会の、スタイリスト・かんたん着付けなど
取得後、海外公演などに積極的に参加されてきました。
小柄な体で、「外国モデルに着付けをするのが得意なの」
といつもお元気で、九州から駆け付けて下さいました。
最後に三宅てる乃校長のお礼の挨拶で無事終了しました。
終了後直ちに、23日行われる「東日本復興チャリティー公演」「愛のトリビュート」
のリハーサル会場に移動しました。
「東日本大震災復興支援チャリティー公演」「京都国民文化祭参加」
10月23日(日)京都府民ホール・アルティに於いて行われました。
主催は、三宅会長が関係していた、NPO法人。
企画立案は三宅会長。国内外のアーチストや、京都在住の
有名なきもの作家の先生の作品による、きものショーなど盛大に
行われました。
プログラムに沿って一部をご紹介しましょう。