訪問着に松葉杖
2009年も終わりに近い12月20日、私三宅てる乃不覚にも15センチの段差を踏み外し
捻挫かなと思ったら、なんと足のくるぶしと、足の甲と2本も骨折していた。
生まれた初めての松葉杖生活を強いられた。
幸いにもリトアニアの大仕事を終えてからでよかった、と胸をなでおろした。
年内に後一件どうしても欠席出来ない義理ある方の「40周年」のお祝いパティーに
出席しなければならない。その上来賓として祝辞を申し上げることになっている。
その方とは、〈渡辺ジャズセンターの代表、渡辺タカシ氏〉である。
プロの道の厳しさを一番最初に教わった、神様のような方だけに這ってでも出席
しなければならない。
「よし、片足で松葉杖でも、私はきもののプロです」という姿で出席させてもらおう。
渡辺氏のお気に入りの訪問着〈片岡二左衛門ブランド〉で出席。
松葉杖でも、自然に笑顔が出た。右端渡辺氏、左野村昌司氏令夫人有希様
さすがにジャズダンスの第一人者、渡辺氏の門下生素敵なドレス姿で
会場、舞台と踊りの輪が広がり、とても素晴らしいパーティーだった。
気分一新、新しい年が迎えられそう。