京都きものファッション協会Association of Kyoto kimono fashion

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日常の話題や着物や着付けに関する活動報告を配信しております。

「あざみ会」総会・講演会・床にて食事会

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 三宅てる乃アカデミー・京都きものファッション協会の受講生・OBで構成されている
「あざみ会」の総会・講演・床での食事会が開催されました。
「あざみ会」とは三宅名誉会長が、常々たいせつにしている格言があります。

「あざみ草己の棘を知らずして、花と思いし今日の今まで」

あざみの花は棘があるのを知らないで《私美しいでしょう》と咲き誇っている。
きものを着る心も同じで、いくら美しいきもので身を纏っていても、
着る心も美しい女性であってほしい。自らもそうありたいとの想いを、生徒たちに
伝えてきたところから、銘々された名前が「あざみ会」といいいます。

講演の前に三宅名誉会長の挨拶のあと、新旧幹事さんの紹介が行われました。

「あざみ会」恒例の全国からの参加者の自己紹介のあと、
今年4月から、全国中学生にゆかたの着付け指導が始まりました。
三宅名誉会長から、説明と全国統一の着付け指導が実演にて紹介されました。

講演会は、友禅界の巨匠、祖父を国宝に持つ伝統工芸士5代目田畑喜八先生を
お招きして講演と、スライドで家宝とされる、桃山時代・江戸時代の小袖についてのお話や、
女性のトータルな着こなしまで、幅広いお話をして下さった。

余談ですが、田畑先生の奥様も我々の大先輩で、三宅名誉会長のところで
お稽古されたようです。

講演終了後、田畑コレクションと現代の秀作に見る「かがやける京染の美」の冊子を、参加者全員にサインをしてプレゼントして下さった。

この日は全国で大雨情報が出ていて、九州や東京、信州、名古屋と全国から、参加して下った皆様にとっては、何よりのプレゼントでした。

田畑喜八先生を囲んで全員集合写真。

講演の後、一路京都先斗町の床のお食事処で楽しい食事会でした。
生憎、小雨だったので、床での食事は出来ませんでした。
お蔭で冷房のきいた涼しいお部屋での楽しいお食事会です。

「あざみ会」の食事会は、何方がお隣に座られても、会話が弾むように
いつも、くじ引きで席順が決まることになっています。
おいしい京料理に、会話も弾み楽しい憩いのひとときでした。

折角京都での床でお食事ができるのを楽しみにして来られて
いるのに、何とかデザートだけでも外で出来ないかと、
、例の三宅パワーで、本当に晴れました。
これには当の三宅名誉会長が驚きでした。
「これは、参加者全員の皆さんの、日頃の精進の賜物ですよ」
笑顔も最高!

最後に記念撮影。床も周りが暗くなると、一段と風情がでて最高の
タイミングでした。
今回ご参加できなかった会員さんには、又素晴らしい会報を送付いたしますから
楽しみにお待ちくださいね。

9月8日(土)9日(日)に四国の観音寺というところの能舞台のある、
「雅の郷」で国内でのきものショーや、作家の作品紹介や、友禅体験など
予定している企画のご案内もいたします。
今から予定をあけて是非ご参加ください。

何方でもご参加できます。
詳しくはいずれ、本ブログや、フェースブックでもご紹介いたします。