2020年の締めくくり
2020年は1月15日「新型コロナウイルス感染症の、
最初の感染者が出ました。
日本だけでなく、広く世界の各地で蔓延、とうとう収まることなく
年末を迎えてしまいました。
仕事上に於いても大きなダメージを受けた一年でした。
ただ、救われたのは2020年10月13日(火)~12月7日(月)の
約2ヶ月に亘り、世界遺産 京都元二条城で行われた、
「アートアクアリウム」~京都金魚の舞~でした。
総合アートプロデューサーの木村英智様のご縁で、「京きもの粋」の
レンタル正絹きものがコラボレーションさせていただけました。
100人近い方達のご参加をいただき、コロナ感染対策として
検温・消毒・マスク・換気等に気を配り、お蔭様で問題なく
終了日を迎えることが出来ました。
きもの業界にとっても、きものファンにとっても大変喜ばしい
報告をさせていただきます。
と申しますのは、今回きもの体験をして下さった中で若いカップルの
方々が大変多く、その内殆ど男性が申込みをしてくださっことです。
しかも、「きものは初めてで、大変楽しみにして申し込んだ」と仰って
正絹の大島紬や、お洒落な男物きものを着て鏡に向かって
「かっこええなー、良く似合ってる」とほれぼれと着姿に見とれて
いらっしゃいました。
中にはファミリーでご参加になり、お嬢さん・息子さん、ご両親と仲良くお出かけになりました。
今回特に感動的でしたのが、妊娠9ヶ月の妊婦さんが「きものでお腹の赤ちゃんにも、金魚を見せてあげたい」と言ってご参加いただきました。
とても綺麗な奥様で、旦那様も優しく、幸せのお裾分けをいただき感謝しています。
上記のお二人は一度目はご結婚前に、きもので「アートアクアリウム」ご見学、2度目はご結婚後、きもので京都散策にとお越し下さいました。
気が重くなるような、2020年も「金魚の夢」「きものの愛」で締めくくることが出来ました。
有難うございました。