短い日数で確実にしかも道具を使わない手結び着られるようになります。
着付けが習いたくても時間がないので、かんたんに習えるコースは?。
何故着物を着るのに、何か月も何年もかかるのですか?
プロになるわけでないから、色々な帯結びは必要ありませんが
必ずそれを習わないといけないのでしょうか?
特殊な道具を使わないと本当に着られないのですか?
着物の販売会に連れて行かれませんか?
無料着付け教室がたくさんありますが、何故無料なんですか?
最近は以上のようなご質問のお電話がよくあります。
どのようなお仕事でも、その会社のポリシーや、会社理念みたいなものがありますね。
着付け学院も同じで、それぞれの学院が、独自な指導方法で、期間も長いところは、
自分の着物が着られるようになるのに、一年くらいかかるところもあります。
「着物が着られるようになると、誰でもほしくなるんだから、メーカーや、問屋さんで
安く買えるところで揃えればいいんですよ。」
それで喜んでいる方もいらっしゃるし、「自分は買う気でなかったのに、無理やり
買わされた」千差万別です。
京都きものファッション協会の、プロ養成講座にいらっしゃる方々は、殆どが、
何年も他校で学んで来た、という方が大半です。
テレビで宣伝したり、全国的に学院があるところで学んで来られたり、
これも又千差万別です。
「何十年も通って、高いお月謝や、免許料を随分払って来たのに、仕事ができる
ところまで行けなかった」と泣かれる方、そうかと思うと
「何故ここで習うと、直ぐにでも仕事が出来るのですか?}と驚かれる。
何処が違うかと言われても、何処と比べるのですか?ということになります。
ただ、はっきり言えることは、「自分で着られるようになりたい人には、必ず自分で
着られるようにします。」「人に着付けをしたい人は、技術指導で授業料を頂きますから、
皆さんも技術でお金を稼いで下さい」と徹底したプロの技術を指導します。
何処の学院も、学風や、指導要綱のようなものがあります。それぞれが立派に
指導されていると思います。
確かに行ってみないとわからないということもありますが、後で文句を言ったり、
悔やむ前に、「本当に自分の目的にあっているだろうか?」「この学院で月謝を
払って文句を言わないだろうか?」
すべて自己責任です。素晴らしい和文化を身につけるのに、心豊かにお稽古し、
切磋琢磨して技術を磨き、お正月や、成人式、卒業式と事あるごとに、
着物を着て、また装いたい人のお着付けが出来る人が増えることが、和装業界の
活性化にも、日本人の感性の豊かさを表現するにも通じることです。